スカラシップヤード × 学校法人湘南学園
復興支援や九州活性化に重きをおけるような紹介に力を入れます。子どもたちの活動、研修旅行での学びが、少しでも被災された方々のプラスになるように。
研修旅行『九州コース』の酒井亜紀子先生に、子どもたちのプロジェクトに引き続きお話を伺います。
Q.ここまでの活動を通して、生徒に起こった変化など、何かありましたか?
「楽しいことができればいい」から「自分たちにできる九州の魅力発信は何か?」ということを真剣に考えるようになって、大きな意識の変化が起こったと思っています。はじめのうちは、長崎→ハウステンボス→楽しそう→いきたい!と言っていた生徒たちが、今は一生懸命、企画を考えたりしていて、顔つきが違います。少し前にはハウステンボスには行けないと分かり、ふてくされていた生徒だったのに、自らアイデアの相談にきたりして、「あれ?変わったぞ!」という感じです。気持ちのスイッチが入るタイミングは、それぞれ違ったと思いますが、子どもたちがお互いに影響し合って意識の変化が生まれているのが分かります。
面白いことに、自分たちの得意を活かそうとする動きなど、それぞれが自分たちのこだわりを持ち始めています。プレゼンが得意な生徒は旅行会社とタイアップして復興支援ツアーを考えたい!とか、動画編集が上手な生徒たちは、オリジナル動画をつくって魅力を発信したい!など、活発になっています。こういう変化を見られるのは本当に面白い!教師冥利につきますね。
わたし自身も、九州は大好きな場所で何度も訪問していますが、今回の旅行の下見で訪れた時には、関係者の方からプロジェクトを応援されて、あたたかさを感じる体験をしました。人と人とのつながりは大事だと改めて感じています。子どもたちにも、現地に行かなければ得られない、たくさんの九州を体験させてあげられるようにしたいと思っていて、これからが楽しみです。
Q.プロジェクトについて、webに掲載できなかったことがあれば教えてください。
地域の特産品の紹介では、「復興支援セット」も紹介していきたいと思います。特産品として美味しいものと出会える上に、それが復興支援にもつながる・・・このプロジェクトでは、復興支援や九州の活性化に重きをおけるような紹介に力を入れていきたいと考えています。子どもたちの活動、研修旅行での学びが、少しでも被災された方々のプラスになるように、そこに繋げられる内容を進めています。具体的な特産品などは、これからさらに調査して、活動レポートにも載せて行きたいと思います!
Q.最後に、サポーターのみなさまへ、プロジェクトの魅力やメッセージをお願いします!
日本には、豊かな自然に恵まれている素敵なところがたくさんありますが、その一方で自然災害とは切っても切り離せない国だと感じています。日本各地で起こっている災害について、わたしたちは、これから“自分ごと”として捉えて行く必要があると思います。被災された方々とお話しして、とても感動したことの一つに、東日本大震災のときに被災された方が、熊本地震のときには「あのとき助けてもらったから、少しでもできることを・・・」とおっしゃって、支援してくれたというものがありました。自分自身もいつ被災者となるかわからないわたしたち一人ひとりが「いま、できること」を考えるときなのかな、と思います。このプロジェクトを通じて、自分に引きつけて考える人が少しでも増えたら嬉しいですし、お互いに助け合い、お互いの励みになることが、いま大切なことなのではないでしょうか。一人でも多くの方に、まずはこのプロジェクトを知ってもらい、つながりを広げられたらと思っています。
応援よろしくお願いします!
・・・プロジェクトインタビュー#02(前編)はこちら!
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■「九州活性化&復興プロジェクト~高校生の挑戦!九州に観光客を取り戻そう!!~」 は、
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