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スカラシップヤード × 学校法人湘南学園
プロジェクトインタビュー#02(前編)
「九州活性化&復興プロジェクト」
~高校生の挑戦!九州に観光客を取り戻そう!!~
復興の先も見据えて、魅力ある土地を伝えたい、発信できるようになりたい

【プロジェクトチーム】湘南学園高校2年「わくわくどきどき九州旅行」のみなさん

 

【プロジェクト紹介】

神奈川県藤沢市にある湘南学園高校2年生が行く研修旅行『九州コース』の生徒たちで立ち上げたプロジェクトです。私たちは、※SDGs(Sustainable Development Goals)について学び、持続可能な未来のために、“Think globally, act locally” つまり、地球規模の問題について考え、その解決のために身近なところからアクションを起こすことが大切なのではないかと考えました。そこで、研修旅行で訪れる熊本・長崎を中心に、九州の魅力や課題を多くの人に知ってもらうため、“OUR” Projectという企画を立ち上げ、その実行資金をクラウドファンディングで集めることにしました。

(※スカラシップヤード公式Webサイトの文章より抜粋)

​【リンク】https://scholarshipyard.com/shonan-gakuen/project/detail/47/

研修旅行『九州コース』ご担当の酒井亜紀子先生に、子どもたちのプロジェクトについてお話を伺いました!

Q.このプロジェクトテーマに決まった理由や、背景は、どういうものでしたか?

九州は、生物多様性に富んだ地域で、高校2年生が学んでいるESD(持続可能な開発のための教育)の舞台としてとても魅力ある場所でした。子どもたちも、九州に自然の恵みを受けた素晴らしい場所がたくさんあることを良く調べています。その中で、このプロジェクトが、動き始めたな!という瞬間がありました。それは、九州コースのメンバーの一人で、熊本地震の後、実際に現地を訪問した男子生徒の話をみんなで聞いた時でした。話をしてくれたのは、震災後すぐに企画書を用意して、校内で義援金を集めたり、ゴールデンウィークを利用して、阿蘇市役所や被害の大きかった益城町など、色々な場所を訪れた生徒です。

 

九州コースの生徒の多くが、はじめは、“楽しい”が先行する状態で、なかなか企画が上がってこない状況だったのですが、彼の話を聞いて、「自分たちで何か行動しよう」「この研修旅行を通して何かしなければ」という空気が自然と生まれ始めました。

 

自分たちにどんなことができるだろうか、いま九州に必要なものは何か。子どもたちと考え進め、そして課題の一つに「観光客の足が遠のいていること」があがりました。震災当初はガソリン不足などをニュースでよく見聞きしましたが、時間が経った現在、そういった物資面での復興はかなり進んでいるのに、観光客の減少が問題になっているということがわかりました。そして、生徒たち同士の話し合いの中で、震災復興はもちろんだけれど、九州は震災だけでなく台風や火山など自然災害も多いので、「九州全体が、今よりもっと元気づくような活動にしたい」という思いを口にする生徒が増えていきましたね。今回のプロジェクトテーマを決めるときには、子どもたちの意見は満場一致で「九州の魅力を自分たちが伝えて観光客を取り戻そう!」になったのです。

Q.九州に思いを馳せながら、自分たちにできることを探そう!という気持ちになったのですね。生徒たちの気持ちに変化が起こる過程では、どのようにプロジェクトを見守りましたか?

わたし自身が気をつけたことは、学びに行く機会だけど、そこに彼ら彼女らの“楽しい”や“学びたい”気持ちがあることを大切にしました。そうじゃないと、観光客を呼び戻すための魅力発信はできませんよね?例えば、わたしの九州を訪れた経験からも魅力をたくさん伝えましたよ。でも、やっぱり一番子どもたちの気持ちを動かしたのは、生徒同士の話です。熊本の状況を目の当たりした生徒の様子から、「自分の目で確かめて来る必要があるんだ」そんな子たちの声や、一人ひとりのアイディアを大切に拾い上げ、みんなで話を共有できるようにしてきました。

 

Q.具体的に、聞こえてきた子どもたちの声やアイディアはどのようなものでしたか?

最初は「九州から魚を採ってきて魚を売る」という意見も出て、さすがにちょっと空輸など…大変だよねという話になりましたね(笑)。でも、生徒の気持ちが変わると、企画も真剣に考えるのでしょう。次第に、「わたしはこれが得意だからやるね、あなたはこれが得意だから、こんなやり方もできるんじゃない?」という声かけが生徒の間で始まり、アイディアも聞こえてくるようになりました。例えば、動画撮影や編集が得意な生徒たちは、DVD作成の企画を、料理や魚の種類などに詳しい生徒たちは、カフェテリアのメニュー開発を、絵を描くセンスがある生徒たちは、ゆるキャラの考案やグッズ作成を、といった具合に、子どもたちの興味や得意分野に分かれて、それぞれが集まって進めるようになっていきました。

 

旅行行程を考える際も、自分たちが訪れる場所を話し合いで決めるのですが、「やっぱり熊本へ行くんだったら、熊本城はもちろん、阿蘇は見てこよう!見てくるべきだ!」という意見が複数のグループから出てきました。

Q.プロジェクトを通して、生徒のみなさんが解きたいと思っていること・向き合っていることは何でしょうか?

生徒たちは、自然災害やニュースで聞く課題が“他人ごと”であるところから、少しずつ“自分ごと”として捉えようとしています。そして、自分たちを含めて、“自分ごと”にして考える人たちを増やして行きたいという空気が広がりつつあります。あとは、九州の魅力を伝えることで、「被災地だから復興支援を」ではなく、「九州が魅力的だから」という形で、永続的に観光客が増えるようにしたいという思いもあり、チーム名を「わくわくドキドキ九州旅行」にしているんです。プロジェクトを通して、復興の先も見据えて、魅力ある土地を伝えたい、発信できるようになりたいと思っていて、まずは、チーム名から工夫しています!

・・・プロジェクトインタビュー#02(後編)につづく!

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https://scholarshipyard.com/shonan-gakuen/project/detail/47/

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