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開催レポート<前編

第3回ユネスコスクール神奈川県大会

2017年9月12日(火)開催レポート<前編

(文・小畑/編・五島)

ユネスコスクール神奈川県大会とは? 

2017年9月3日(日)、湘南学園中学校高等学校にて「学校と地域をつなぐESD*」をテーマにした「第3回ユネスコスクール神奈川県大会*」が開催され、当大会に、港屋㈱の代表・五島がコーディネーターとして参加しました。

 

実は、五島は学生時代に様々な体験を重ねたあと、大学で「ESD」をテーマに卒業論文を執筆しました。2016年、その考えを具現化すべく、港屋㈱を立ち上げました。その1つの実現方法として、現在「スカラシップヤード*」という事業を展開しています。

今回の当大会は、そのスカラシップヤードを導入している湘南学園さまが県大会の幹事校を務められました。湘南学園さまのESDに関連した取り組みを、本レポートを通してみなさまにもお届けします!

 

*ESD:Education for Sustainable Development。持続可能な開発のための教育

*第3回ユネスコスクール神奈川県大会についてはこちら

 

*スカラシップヤードについてはこちら

​スカラシップヤードとは、港屋㈱が提供する【社会の担い手となるリーダー育成×ファンドレイジングの仕組み】のことをいいます。

湘南学園の現役生・卒業生が語る、「わたしたちのプロジェクト」

高2研修旅行後につくった「東北部」

(湘南学園 卒業生/大学生)

 

僕たちは、東北復興ボランティアで宮城県女川町に行った学びを「自分たちの街・湘南に持ち帰りたい」「先生や地域の人たちと共有したい」という想いで、活動を開始しました。自分たちの避難訓練に対する意識が変わり、自分たちなりに”避難訓練”の意味を考えて湘南学園へ提案したり、2016年3月11日には高校生と地域住民の方々との「交流の場」をつくったりしてきました。 高校生のうちに、自分たちの「こんなことをやりたい」や「こんな想いがある」を高められたからこそ、いま、卒業後の大学生活も自分の活動を推し進めることができる、と感じています。

藤沢×東北被災地ツアー

(高校2年生)

 

いくつかの学校の生徒と、東北復興ボランティアツアーへ参加したことを機に、自分の生き方を考えるようになりました。「被災した場所に直接行ったからこそ知ったことを、被害を免れた学生たちや、未来ある同世代の人に語りたい」という想いから、学生団体「Connect(コネクト)」の活動を始めるに至ります。最近では、湘南学園に姉妹校の留学生が来校した際に、英語で東日本大震災の復興のことを伝える活動をしています。

かのや100チャレ

(高校2年生)

 

鹿児島県鹿屋市の食材をいただいたときの感動から、「こんなに美味しいものがあるなら、自分たちの手で、もっと自分たちのまわりに広げたい!」と思いました。そこで、湘南学園にあるカフェテリアの協力を得ながら、鹿屋市の食材との「コラボメニュー」を学食として出し始めました。学校でカフェテリアを使う生徒や、地域住民の方へ、鹿屋市の魅力をアピールしています。

熊本被災地視察

(生徒会メンバー 中学3年〜高2年生)

 

実際に熊本へ行ってみたから知れたことや、現地の人たちとの出会いから見た希望を、自分たちが「復興への希望」の一端となるように、活動をしています。

自分たちが一番やってはいけないことは、「自分たちには関係ないから」と、身近にある漠然とした課題を断ち切ってしまうことです。それに対して「自分ごとで考えていますか?」と周囲へ語りかけるようにしています。熊本で得た体験を、全校集会やクラスの場、小学生に向けて伝える場をつくってきました。

ポーランド・リトアニアヒストリーツアー

(高校2年生)

 

湘南学園の校外活動の一つ、現地での交流を通して歴史を学ぶツアーの委員会としての活動です。

ポーランド・リトアニアの現地での学びをきっかけに、私は自分の「世界の見方」が変わる体験をしました。相手のことをきちんと知ることで、偏見ではない正しい歴史を知るなど、「歴史を知ること」を「今につなげていくこと」や、同世代の若者たちが「世界に目を向けるきっかけ」をつくるための機会を増やそうと活動しています。

Summer Teaching Program in Cambodia

(湘南学園 卒業生)

 

英語の楽しさを、小学生・中学生へ伝えることを目的とした活動です。活動拠点のカンボジアへ行く前は、「途上国のカンボジア」と認識しており、良いイメージがありませんでした。実際に現地へ出向き、小学生くらいの子どもたちの働き方や生活を見て、衝撃を受けました。また、単なる「途上国」ではない観光都市の部分があることも知りました。

自分の生活や、これまで自分が受けてきた教育環境を振り返るようになって、わたし自身、現在もカンボジアでの活動を続けるようになりました。

パネリストの生徒たちからは、活動を通して、感じたり考えたりしてきたことの一つひとつを、「自分たちの言葉」で会場の参加者に伝えようとしていることが伝わってきました。そして、自分自身がまず主体者として経験することの大切さや、人と人が心でつながることで生まれる想い、そこから始まる活動についての発表がありました。

 

この後のパネルディスカッションは、 「第3回ユネスコスクール神奈川県大会・レポート《後編》」でご紹介しています。